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養豚漫遊記(冬)

「餌・水・空気(環境)」 → 「給餌ライン動作確認・地下水汲み上げポンプ動作確認・舎内温湿度確認」
もっけです。上野です。

冬に天気が荒れるとまずはこの3つが確保されているか確認します。
シーズンに何度かやってくる大寒波、山形の県北庄内では雪ももちろんですが風がとても強いです。
風が強いと体感温度が下がりますし、豚に直接風を当てることは豚の調子を崩す原因になるので気をつけなければなりません。

さて、2023年1月もあっという間に終わりですが、皆さんは今年の目標を設定したでしょうか。私は、仕事でもプライベートでも不平不満を言わないと決めました。世の中における物価高また、畜産業界に目を向ければ穀物相場の上昇からくる飼料の高騰や、豚熱といった疾病などの脅威があります。なんでこんなに大変なんだと言いたくもなりますが、現場に目を向ければまだやれることはあります。
「もうダメだというときが仕事のはじまり」
自分自身言い聞かせ、働いている従業員のみんなに伝え、乗り越えていきたいと思います。

年始のあいさつや雪かきなどをすませていると1月はあっという間に過ぎてしまいます。昨年を振り返る時間もなかったように思いますが、三郷原牧場にとって昨年はチャレンジの多い年だったという印象です。このHPの開設、地元開催のマルシェへの参加、また改良した堆肥(腐植)の本格的な販売などに取り組みました。豚を元気に育て出荷するという軸となる仕事から枝分かれしたことに挑戦した年だったかなと思います。

こういったことは代表挨拶に記載されているように

・安全で安心な豚肉を食卓に届けること
・地元で高付加価値の農作物を作り出すお手伝いをすること
・食卓を彩り豊かに、食べる人の笑顔があふれるものにしていくこと
・自然のめぐみに感謝し、未来の子供達にこの自然と大地を残していくこと
につながるものだと考えています。

今年はその動き出したことを続けつつ、軸である豚を元気に育て出荷するという軸の強化を図りたいと思います。土台となるベースの強化です。

ちなみに去年動き出した取り組みの延長として、先日くん炭製造機を導入しました。目的としては地域資源の有効活用と堆肥の品質向上です。また、会社を構える庄内町のふるさと納税返礼品にも弊社の発酵堆肥サンボクユーキが並び、選んでくださった方々に順次発送しております。ご注文いただきました方々、誠にありがとうございます。

不易流行。。。美味しい豚肉を提供し地域の進歩発展に貢献するという思いはそのままに、より時代に合った会社のあり方、地域への貢献を模索していきたいと思います。

今年も一年よろしくお願い致します(今更ですが)

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