養豚の有限会社三郷原牧場-山形県庄内町

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三郷原牧場のホームページが完…

三郷原牧場のホームページが完成しました

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豚を繁殖から肥育、自家トラックで出荷まで行う一貫農場です。

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豚糞にもみ殻と木質を加えた土づくりには欠かせない堆肥です。

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おはようございます。テレビでよく

おはようございます。

テレビでよくじーさんが言ってる、
「こんなん生まれて初めてだー」
なんて言葉。

ほんとかよー

とか思ってましたけど、

それでしたねー。

一枚目の写真はいつもの豚舎までの道。

2枚目は今朝でした。

元々このエリアは遥か昔に最上川が蛇行して形成された土地。
今では全部田んぼですが、この通り。

農家さん達は絶望だと思います。

ウチの豚舎自体はレベル高く建設してあるので難を逃れる事ができました。

今のところ雨は止んでいるので、このまま過ぎてくれることを願っています。

とにかくウチの農場の豚へは影響ないので心配なさらず。

流石にびっくりしたので、報告でした。

「豚屋さん家の備忘録」vol.31
春のある日の話

春ですね。
道を歩けば様々な色が落っこちている季節になりました。

この時期の庄内平野の皆さんは種まきやら田んぼ仕事やらで大忙し。
三郷原牧場の堆肥もたくさんのご注文をいただき感謝です。

堆肥の配達の後、

「はいこれ！」

と手渡してくれるオロナミンC。
こーゆーのほんと嬉しい。。。
無条件の思いやりというか、善意しかない。

こうありたいなぁ。

養豚業という過程で必ず発生する堆肥を皆さんの畑に還元し野菜を育ててもらい、お肉と一緒に夕飯に並べてもらえる。

地域の命の輪の一部に身を置ける事は幸せですね。

#三郷原牧場 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

こんにちは、
今年も年の瀬になりました。
改めて今年1年、ありがとうございます。

さて、この度「食の都庄内」さんに取材をしてもらいました。
特に高校生などの就活生のみなさんに呼んでもらえればと思っています。
よろしくお願いします。
詳しくはこちら↓
https://syokunomiyakoshounai.com/alacarte/cheer/vol11.html
Instagramはリンクが貼れないので、ストーリーにURLを添付しておくのでよろしければぜひ。

@syokunomiyako_shounai #食の都庄内 #山形 #庄内 #庄内町 #cheer #就職 #就活 #農業 #養豚 #留学

先日、庄内弁当の日委員会主催、
庄内てまりの会共催@余目第一まちづくりセンターで
「弁当の日」と言うドキュメンタリー映画を観賞してきました。

素直にとても素晴らしかったー。
正直なめてました。

概要は、小中学生に月一回や年数回で自ら弁当を作ってもらう活動、「弁当の日」の意義と普及の軌跡。

夏休みの宿題で味噌汁を作る小学1年生や、包丁を触った事もない大学生など弁当作りを通して人が生きて行く力を育てる大切さをとても考えさせられる内容でした。
弁当の日の発起人、竹下先生曰く、

「親が子供を台所に立たせて来なかった、
なぜなら子供を勝ち組にしたかったから」

弁当の日の制定にはどのコミュニティも例外なく壁が立ちはだかっていました。
親の負担が増える、包丁での怪我の責任問題、そもそも経済的に弁当を作れない家庭があるetc...

「だからやるのです、いずれそれらの問題が必ずやってくる。
出来ない理由ではなく、やるのです。」

響いたー。
そんな運動があるのも知らなかったけど、今必要なのはこうゆう事なんだろうなと。
私たち生産者もよく食育について考えます。
大人も子供も、生き物である以上、その体を作っているのは食事です。
食の事、もっとアクティブに求めて欲しいと常に思っています。
それを体現している映画、もとい活動でした。

それともうひとつ。
今回の会場は旧第一公民館の視聴覚室。
こじんまりだけど、ちゃんと劇場。
シネコンで放映される映画だけが映画じゃないなぁ。

いいものに触れれた、それも余目で、という感謝の意を込めて、シェアします。

今回の「弁当の日」上映会は今年一年続いてきて来年の1月で一旦終わりのようです。
最後という事で中高男子学生向けの自炊塾もあるそうな。
映画だけでも満足度高かったです。

2024年1月28日(日)10：00
サスティナ学校1月【男子の一汁一菜自炊塾】＆
映画
『弁当の日「めんどくさい」は幸せへの近道』上映会
会場：エスモール　キッチンスタジオ

子育て世代の同級生界隈にはとくに、とてもオススメです。
申し込みには事前予約が必要らしいので、気になった方はストーリーにURL付けとくんでぜひ。

#弁当の日 #庄内弁当の日委員会 #キッズドームソライ

「豚屋さん家の備忘録」vol.30
原木生ハムの進捗の話part4

今週もおつかれさまです。
夏休みも終わり、今年も後半戦ですね。
朝はだいぶ涼しくなってきました。
花火にバーベキュー、夏は満喫出来ましたか？

さて、今日は生ハム回です。

今回仕込んだ原木生ハムは2本。
内一本の雲行きが怪しくなったので急遽その一本を解体し、
小分けで仕込んだところまでは前の投稿で書きましたね。

その解体した方がこちらです。

あれから3ヶ月が経ちました。

小分けにした分熟成期間も大幅に短くなったと言うことで、そろそろ食べれるかなぁとなった次第です。

前回仕込んだ生ハムは、塩分が強すぎて旨味が少なかったというのがありました。
その反省点を踏まえ、塩分は非加熱食品を製造するにあたって規定されるギリギリの量に。

いざ実食。

「うまいっ！！」
と思わず発声。

これは美味い。
塩分も程よく原木らしい風味もしっかりある。
ただ、もう少し旨味が欲しい。
旨味成分であるアミノ酸の量が気になるところです。
やはり大きい肉塊での長期熟成というのが大事ということだろうか、、、。

とかなんとか言いながらも
初めて美味いと思える試作品になったのが嬉しかったですね。

これを日の目に当たる所に持っていくにはまだまだ時間が必要そうですが、着々と一歩ずつ進んでいる気がします。

仕込んだ2本のうちの順調な方は、いい感じにカビに覆われていて絶賛熟成中という感じです。
ここからもう一年くらいは熟成する事になりそうです。
上手く行けばいいなぁ。
そちらの写真はまた近いうちUPしますね。

#三郷原牧場 #原木生ハム #生ハム #自家製生ハム #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.29
三郷原牧場の新豚舎の話

こんにちは。
晴れましたね〜庄内。
ここ数日はずっと雨で
仕事も家も中々にジメジメでした。

この前湿度計見たら、なんと湿度90%
そらカビも大喜びだよなぁ
もやしもんだったらオリゼー大喜びです。

知ってます？「もやしもん」

東京農大の漫画なんですがちょうど高校生の時に連載していて、あれを見て農大に行くテンションを上げていたのを思い出しましたね。

さて、以前にも新豚舎建設中の投稿をしましたが着々と進んでまして、
先日やっと50%完成しました。
そして早くも豚さん導入しました。

半分とは言え完成した部屋があるのに豚さんを導入しないなんて勿体無い事はしない、
と言う事ですので
苦肉の策の導入前倒しと言う訳ではないです、はい。笑

もっとも最近は暑い日が続き、豚さんたちもあまりご飯を食べてくれません。
となると豚さん達の体重が増えず、
出荷頭数が減り、
在庫頭数が増えてしまい、
肥育舎が過密化していってしまう、
という悪循環が起こるのです、、、。

なのでこの時期に新豚舎が必要だったわけで、一部ですが間に合ってよかったです。

近年はニュースでもよく聞くように、
記録的猛暑が続き、毎年のように最高気温が更新されていきますね。

先代から続く古い牧場も
夏場の冷房設備、
冬場の暖房設備含め、
今の時代の環境下に合わせていかなければ
今の時代の養豚は難しくなっていっています。
今はまだ大型のファンしかありませんが、
近年の気温の上昇率を考えると
本当に冷房設備を導入しなければいけなくなるんだろうなぁ。

東北と言えど夏は暑いです。

山や海は最高なんですがね。
豚さん達も山を駆け回れたら最高なんでしょうが、
この豚熱待った無しの時代、
猪との接触は何よりものタブーです。

人の世も豚の世も、感染症の時代だなぁ。

今日はまとまりの無い話になってしまいました。
とりあえずお盆休みはどうでしたか？
ゆっくりできました？

まだまだ暑い日が続きそうです。

暑くて元気が出ない日こそ、
何かにつけてバーベキューでもして、
お肉を食べましょう。♪

お買い求めはぜひ#庄内町の#肉のもりさんへ〜

#三郷原牧場 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.28
インターンシップ生がやってきた！の話

こんにちは。
連日の猛暑、こんな暑い中ご飯なんか食べる気になりませんよね。

豚さんも一緒です。
みんな夏バテで大変そう。
ご飯を食べなきゃ体重が増えません。
そんなこんなで、、

中々出荷が滞っております。

当然豚さんも生き物。
こちらが豚さんに合わせていくのです。

そんな中昨日から、地元の農業高校である
#庄内農業高等学校のインターンシップ生が来ています。
なんでも動物系の進路に進みたいのだとか。

たくさんの母豚や100kg前後の肥育豚、生まれたばかりの子豚など、初めて見るものばかりとの事でした。

いくら農業高校でもそりゃそうだよなぁ。

本当は養豚経営ももっとオープンにならなければ、と思います。

衛生管理や疾病対策の為、
やれ消毒、やれ侵入禁止、やれウインドレス豚舎、、、
先日の栃木の件もありました。
必要な事なのはわかるのですが、、、

畜産が世間から離れれば離れるほど、子供達の将来の選択肢に畜産は無くなり、
産業を支える世代が高齢化していき、
ますます新しい畜産が始めづらい産業になっていってしまう、、、。

今庄農にいる豚は、母豚一頭だけらしい。
そしてそれすら、
庄農の畜舎自体が今年で最後なんだとか。

農業高校で畜産に力を入れるためには、畜産専攻の生徒が一定数いる事が求められるとしたら、そもそも農業高校生が減っていっている今、身近に畜産を学べる場所って無くなっていくのかなぁ、と。

まぁなんでも需要と供給ですからね。
そもそも少子化ですし、、、。

だからこそ、どうにか

「開かれた養豚」

できないものかなぁ、、

公園の一角に養豚場。
赤ちゃんとの散歩で放牧地。
牧場敷地内のレストラン。

みたいな。

でも観光牧場と企業畜産は別だしなぁ、、。

なんて若きインターンシップ生を見て、
突拍子のない事考えたりしてしまった夕方でした。

p.s.
インターンシップならびに企業見学は随時募集しております。
もし興味があったり、就職先を農業や動物関係で迷っている人がいたらぜひ、DM下さい。

#三郷原牧場 #庄農 #インターンシップ #高校生 #学生インターン #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.27
はらぺこマルシェありがとうございました！の話

おはようございます！
さっそくですが、
先週末の#はらぺこマルシェにご来場頂き
誠にありがとうございました。

当日の雨予報とはうってかわり過ごしやすい天気になってくれたのが本当によかったですね。

ハムとソーセージ、ベーコンも大盛況〜♪
スタッフもバタバタしながらだったようですが、充実感溢れるイベントになったようです。

久しぶりの開催との事だったはらぺこマルシェ。
企画、広報、運営などオーガナイズしてくれた
#はらぺこファーム
@harapecofarm
さんありがとうございました。

今回出品した加工品達はイベント用に用意したものでしたが、原料、品質、製造工程ともにハイクオリティなものに出来た反面、コスパ面での検討の余地もありました。

これから色々と精査して、いずれは加工品も！！なんて事も考えて無くは無いとかなんとか、、、。笑

とりあえず今回は本当にありがとうございました！
何かの機会があったときにはまたコチラからアナウンスさせていただきますので、よろしくお願いします。

p.s.
ハムソーベーコン美味しかったよ！との声、たくさんいただき、ありがとうございました。
持ち帰りでハムソーベーコンをご購入頂いた方は感じたかもしれませんが、少々値が張っていたと思います。
それでも美味しかったと。

そーなんです、美味しい加工品は高いのです。
でも実はそれが正規価格だったりもします。

今回購入してくれた方々、本当にありがとうございました、それが1番の生産者応援になっています。

よろしければ引き続き、
生産者の応援よろしくお願いします。

#三郷原牧場 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.26
はらぺこマルシェ、とうとう明日ですよーの話

おはようございまーす！！

#はらぺこマルシェ、とうとう明日になりました。
三郷原牧場としては初のイベントへの出展となります。
まだまだ右も左もわかりませんが、なんとかみなさまに喜んでもらえるよう盛り上げていきたいですねー！！

当日はその場で食べれるソーセージ、ハム、ベーコンの他に、コーヒーも用意しております。
地元庄内平野で伸び伸び育った三元豚を使用した加工品。
昨夜、試食をしてみましたが
いやぁ、美味しかったですね。
ビールが進みました。

お持ち帰り用としてソーセージ、ハム、ベーコンがありますので、気に入っていただけた方は是非お買い求めください。

その他に三郷原牧場は堆肥製造にも力を入れています。
養豚経営で必ず生産される堆肥。
当社では堆肥担当スタッフが細かい温度管理、原料もこだわり地物のもみ殻と木質片を配合し
「サンボクユーキ」
として袋詰めにて販売させて頂きます。
家庭菜園や庭の花壇など、ご自分で土いじりをする方は是非試して見て下さい。

当日は三郷原牧場以外にも様々な人や文化が集まるとの事です。
気になった方はぜひお越しいただければと思います。

#三郷原牧場 #はらぺこファーム @harapecofarm #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.25
【お知らせ】はらぺこマルシェに出店します！！の話

おはようございます。
今日は皆さんにお知らせがあります。

今週の日曜日！
7/17庄内町の連枝地区にて

「#はらぺこマルシェ」

という#はらぺこファーム @harapecofarm さん主催のイベントが3年ぶりに開催されます。
内容はフライヤーを見てもらえれば〜
なにやら音楽会やら園芸会やらDJやら、楽しそうですねぇ。
あ、金魚すくいもある！

場所ははらぺこファームさんの敷地内になるそうで、ラズベリー畑が広がっているそうな。
その一角のフード、ドリンクブースのひとつに#三郷原牧場 @358_farm も参加させていただきます。

三郷原牧場ではハム、ソーセージ、ベーコンをメインに、コーヒーと腐植堆肥を販売予定！

まだ試験的な販売になりますので、会社としての加工品本格販売とはなりませんが、この日の為にプロに委託させてもらいました。
ので、先日投稿した自家製ソーセージではありませんのであしからず。

庄内地区産の食材や文化、人が集まるマルシェ。
気になった方はぜひ足を運んでみてください〜♪

Instagramの画像サイズの関係上、
会場住所と連絡先が切れていたのでここで掲載させていただきます。

会場:庄内町連枝字沼端149
連絡先ははらぺこファームさんのアカウントにDMでよろしいかと。

#三郷原牧場 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.24
趣味でソーセージ作ったりしてます。の話

こんにちは。
早かったですねー、梅雨明け。
ほんと毎日毎日暑過ぎです、、、

話によるとここ山形県は
過去最短の14日間という短さ。
雨が続けば湿気だの蒸し暑いだのと文句を言いますが、短ければ短いで物足りなくも思う自分勝手な人間です。

今日は加工品の話。
この場ではよく原木生ハムの話題をしますが、今日はソーセージ。
さて、みなさんはソーセージを作った事はありますか？

あんまりないんじゃないかなぁとは思いますし、あっても一回くらいじゃないですか？

というのもソーセージを作るには

「スタッファー」

と呼ばれる腸詰めマシンが必要になります。
それが家にあるって方はあまり多くは無さそうですしね。

ソーセージを作る過程は単純です。

1.肉種を作る
2.腸詰めする
3.加熱（ボイルや燻製etc...）

ざっくり言えばこんなもんです。
実は簡単そうでしょ？

いやでも、腸って言ってもその辺に売ってないし、、、
そもそもスタッファー無いし、、、

なんて声も聞こえてきそうですが、
このご時世、ネットで買えないものないです。
羊の腸ならウインナー、豚の腸ならフランクフルト、最近は人工ケーシングなんてのもあります。

ちなみにケーシングとは、
意味として「腸＝ケーシング」ではないですが、ソーセージを作る時に使う膜の事を一般的にケーシングと呼称しています。
ケーシングには、
天然ケーシング
人工可食ケーシング
人工非可食ケーシング
とあり、何を作るか、どう作るかで使い分けてるようですよ。

スタッファーも千円台のものから何十万のものまでピンキリでしたし、
実はやろうと思えば
ホイップ絞り器でも出来ます。

当然レシピはネットに転がってますしね。

ここで少し。

ソーセージの起源は
動物性タンパク質を保存食にする為に作られたと言われています。
やはり長期保存という能力はソーセージにとっては切り離せないもの。
その分手間もコストもかかるのが食肉加工でありソーセージです。

ですが、世の中には同量の生肉の価格と比べておかしい価格のソーセージなんてのもあります。
当然生肉として売れない部位や、精肉時に出るロス肉を集めてソーセージに使ってるなど、色々理由はあります。
しかしもし、何かが気になった方は
裏の原材料を見てソーセージを選んでみるのも一つの手かも知れませんね。
仮に、書いてあるカタカナの意味がわからなくとも、わからないものを今まで食ってたと言う事実はわかるかも。

これはなんの食材にも言えますがせっかく表記してくれている情報を読む事は、生産者との信頼にも繋がり、実は自分の体の管理の一歩目だと思います。

7月にもなり、お子さんがいる家庭は夏休みが始まる方もいらっしゃるのでは？
日中から外で遊びまわるのも毎日は流石にしんどい、、、

そんな時、暑過ぎる日中はクーラーが効いた部屋でソーセージを仕込み、夕方からみんなでバーベキューをしながら手作りソーセージを囲む。

そんな夏の思い出も素晴らしいですねぇ。

#三郷原牧場 #食品加工 #食肉加工 #食肉加工品 #手作りソーセージ #ソーセージ #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.23
梅雨は気を使う事が沢山ですの話

こんにちは。

ここ庄内町は白熱した町議会議員選挙も無事に終え、立候補していた#上野ゆきみも無事当選できました。
改めて、日頃から応援してくれている方々に御礼を申し上げます。

東北も梅雨入りしたとはいえ暑い日が続いていましたが、今日はやっと梅雨らしい雨空です。
家の前の公園にはキレイな紫陽花が咲いていますね。

さて、梅雨といえばやはりジメジメ。

この湿気というのは中々難しい存在ですよね。

人間であっても肌がベタつくとか、蒸し暑いだとか、
しかし湿度がなさ過ぎると肌が乾燥したり、風邪が蔓延したり、、、

その点に関しては豚舎も同じです。

空気が乾燥しすぎていれば、至る豚舎からコホコホと咳の音が聞こえてきますし、
湿度が高ければ、体感温度としては暑過ぎな状況にもなりやすくなります。

また梅雨時期、台風時期に大変なのは、
豚さん達の餌の管理ですね。
ちょーっとした隙間から入る湿気や台風の雨風で、エサタンクの中の餌がすぐカビちゃったりするんです。

生き物にとってカビ毒は天敵です。
体調不良は当たり前ですし、妊娠中の母豚がカビ毒を食べてしまうと流産を引き起こしてしまうんですね。

梅雨の時期は、人間でも食中毒のリスクが1番高いと言われているそうな。

皆様も日頃から食べている食材にいつも以上に目を向けて、より良い食生活を送って下さい。

でも、そのカビのおかげで美味しくなるチーズや生ハム。
名前を変えれば、カビも麹なども菌。

菌って不思議〜

#三郷原牧場 #梅雨 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.22
町議会議員選挙がありますよ！の話

こんにちは。
ここ庄内は青空が広がり、清々しい初夏の日差しが降り注いでいます。

さて、本日は庄内町議会議員選挙の告示日。
今日から5日間選挙戦を繰り広げ、6月19日、日曜日が投開票日となります。

え、いきなりなぜこんなことを？

実はですね。
三郷原牧場の取締役（社長夫人）

#上野ゆきみ
@yukimi.ueno.5

が庄内町議会議員選挙に立候補するんです。

というのも、彼女は既に4期13年勤めた現職議員であり、この度の選挙で5期目への挑戦を志しての立候補となりました。

ということで選挙事務所開きや神社での祈願を終え初日の今日、選挙カーでの応援を呼びかけています。

三郷原牧場としても会社の一員としてのサポート、
そして社会の一部、町政への参加の一端として選挙の周知と投票の呼びかけの意味を込め、
会社アカウントではありますがこのような投稿となりました。

一個人、一企業、であっても度重なる小麦高や原油高、先の見えない円安の今、

「政治？知らない」
「選挙？行かない」

では余りに、
未来に無責任なのかなーと。

選挙の結果で何が変わるわけではなくとも、
行く事、投票するにあたって
投票先を考え選ぶ事は
自分の中の政治への関心に変化があるかと。

選挙はそれのきっかけだと思います。

18歳も選挙に行く時代になりました。
18歳が行くんですよ？
とだけ言っときますか。

#庄内町議会議員選挙 #三郷原牧場 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.21
三郷原牧場一部建て替え計画の話

おはようございます。

東北はまだ梅雨入り前との事でしたが、昨日今日と庄内は雨ですね。
強すぎる雨は考えものですがシトシトと降る雨は、洗い流された空気や雨が滴る紫陽花など、気持ちのいい雨上がりがあるものです。

さて、三郷原牧場では年度始めから実は、古くなった豚舎の建て替え工事を始めています。
通称ハウス豚舎と呼ばれる豚舎なのですが、社長が駆け出しの頃一番最初に建てた豚舎であり25年以上もの期間、三郷原牧場の稼ぎ頭として稼働してくれていました。

それも当時の社長と従業員1人で自ら建てたと言うから驚きです。

取り壊した跡地を見ると思っていたよりも広い土地がむき出しになり、今この土地を好きにしていいと言われた時、自分なら建てられるのだろうか、なんて想像をしてしまいます。

ちなみにこのハウス豚舎、正式な登録上では建物では無いんですね。
建材は少し頑丈ですが、種別としてはビニールハウスと同じ登録なのです。
なのでこのハウス豚舎の土地というのは、農地区分なのですね。
と、言うことは、、、
まぁ、色々とお得になってくれています。

そんなところが、社長の会社を運営する上での上手な所なんだなぁと感心します。

建築費用、固定費用など様々な面で有能なハウス豚舎、ただ庄内に吹き荒れる悪風や平野を吹き抜ける暴風雪の影響でとうとうリタイアとなってしまいましたが、
社長が豚舎経営を駆け出し始めた
その時の想いは引き継いでいきたいなぁ。

#三郷原牧場 #畜舎建築 #ハウス豚舎 #踏み込み式豚舎 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.20
牧場への母豚の導入の話

こんにちは、
日曜ですね、皆さんはどんな日曜日をお過ごしでしょうか。

私の日曜日といえば朝にやる事をやっちゃったら、AM10:00からの安住さんのラジオを聴きながらブランチが出来たら最高のスタートですね。
まぁいつもはだいたい日曜日休みなんですけど、今日は仕事です。

さて、昨日は2ヶ月に1回の母豚（ぼとん）の導入の仕事でした。
と言うのもここ三郷原牧場で働いてくれている母豚は、三郷原牧場産まれではありません。

三郷原牧場で生産される豚さんというのは、
肉屋さんに並ぶお肉になる豚さん。

今回導入された母豚というのは、お肉になる豚さんをたくさん元気に産んでもらう、と言うのが1番の仕事になります。

なので母豚になる豚さんに求められる能力や育て方、ノウハウが全く違うのですね。
ですので餅は餅屋と言いますし、
三郷原牧場では母豚の生産は母豚生産のプロに任せて、2ヶ月に1回買い付けに向かうのです。

ちなみに自らの牧場で母豚も肉豚もどちらも生産している農場さんもたくさんいますよ〜
どちらもメリットデメリットがあるので、
考え方の違いですね。

そしてちなみに
うちの社長は「餅は餅屋」スピリット強めです。

そんなこんなで4tトラックで2時間半、宮城県岩出山まで。
道は簡単なので1回行けば迷うことはありませんが、慣れない運転だとやはり肩がこる、、、

そして目的地である豚さんの中継所に着き、豚さんを載せ替え、ドナドナ庄内まで帰ってくるわけですね。

いつもは豚舎仕事で、たまにの運転手業務、たまーにすると気持ちいいもんです。

ちなみにこのサイズだと今は中型免許が必要ですが、
昭和産まれで高校卒業時に免許を取ってる人なら多分、普通免許で乗れますよ。

たまにするトラックの運転は、
ちゃんと疲れるけど
結構楽しいもんです。

#三郷原牧場 #トラック #運転手 #運送業 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.19
原木生ハムの進捗の話part3

こんばんは。
こんな遅くになっちまったー、、、。

そんな今日は朝から肉いじりの日でした。

今日の工程はパテ塗り。

パテ塗りとは生ハムを過乾燥から防ぐためにオイルコーティングをする事です。

パテとはラードと小麦粉や米粉を混ぜたもの。
今回はもも肉と同じ、三郷原牧場 @358_farm 産の豚脂から精製した自家製ラードを使用しました。
ちなみにパテは別名、マンテカ脂とも言うそうな。

前回の生ハムはパテをしなかったのですが、2本中1本失敗でした。
パテの有無が影響したかはわかりませんが、
違う手法でという事で今回はパテ有り。

ちなみに虫対策としての役割も担ってくれます。

意気揚々とパテを塗ろうとした矢先、1本は問題無しでしたが、
残るもう1本がまたしても雲行きが怪しい、、、
気付けたタイミングは前回より早かったものの、症状的には前回と同じ感じ。
こりゃいかんなぁ、、、。

という事で、
ダメそうな片方を初期治療として怪しげな部分だけ取り除き、
今回は小分けでの生ハム製造に急遽切り替え。

ネットやYouTubeから情報をかき集めた結果、冷燻ののち、乾燥させる事にしました。

失敗の原因は少しは思い当たるものの、確固たる原因はわかりませんねー、やはり難しい生ハム、、、

まぁそんなこんなをしながら味を追求していくのも醍醐味なんでしょう。

とりあえず今はこのままさらに熟成してもらいつつ、失敗しないことを祈るばかりですね。

ちなみに小分けした生ハムは完成も早くなるとの事でしたので、それはそれで楽しみですね。

成功風景だけを発信できればカッコもついたのですが、そうも行かないのが私。

失敗も含めて楽しんでって下さいな。

#三郷原牧場 #原木生ハム #プロシュート #燻製 #豚 #豚肉 #bbq #焼肉 #しゃぶしゃぶ #養豚 #畜産 #農家 #農業 #求人 #庄内町 #庄内 #山形

「豚屋さん家の備忘録」vol.18
米どころのお米の兼業農家の話

こんにちは。
gwも終わり庄内平野は一気に田植え真っ盛りになりましたね。

ここ山形県庄内平野は全国的にも有数の米産地であり、この時期になると育苗箱への種蒔きに始まり、田おこし、代かき、田植えと、いつもの慌ただしいシーズンがやってきます。

そして実家も田んぼを保有しているので
今週は田植えウィークになってましたね。

というのも実家には代々受け継がれてきた田んぼがあり、社長が兼業農家として養豚業を始めた、と言う経緯があります。
なのでこの時期は
田んぼに豚に、と忙しくなってしまうのです。

そして、そんな兼業農家は結構あります。

代々受け継がれている田んぼはあるのものの、他の作物と兼業したり、サラリーマンをしながら朝早くや夕方帰ってきてから、休日を使って田んぼ仕事をしている3,40代のおっちゃんをよく見かけます。

それでもやはり大変な田んぼ。

「最近は米をやらなくなった」や、
「田んぼを委託した」などの声は珍しくありませんね。

三郷原牧場でも餌に飼料米を混ぜたり、
貰ったもみ殻で堆肥を作ったり、
その堆肥を田んぼに還元したり。
そんな循環を通して米農家と連携し合えているとは思いますが、
それが直接米の売り上げに貢献しているのかとなると、難しそうだよなぁ、、、と。

やはりそこは米の消費を増やすとこが1番の応援なんだろうなぁ。

ニュースなどで「若者の米離れ」や「炭水化物ダイエット」など米を軽視した話題などをたまに見かけますが、

銀シャリってやっっっぱ美味しいんだよ。

雑穀米に玄米、オートミール、、、etc
健康的で丁寧な暮らしもいいですが、
毎朝炊き立ての白ごはんがある、実はそれはとても幸せな事ですよね。

そして、
トンカツに生姜焼きにしゃぶしゃぶ、、、

豚肉に合うのはやはり米だなぁ、、、と思った今日この頃でした。

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「豚屋さん家の備忘録」vol.17
アニマルウェルフェアと認証の話

こんにちは、もうGWが始まっている人もいるのでしょうか。
メディアでは未だにコロナ関連の話題が多いのかもしれませんが、そろそろ旅行に行く人や帰郷する人、親族や知人同士でお酒を酌み交わす人、色んな人達がいる事でしょう。
そんならもうマスクいいのでは？
特に子供達には大人と同じレベルの生活させてあげてもいいのでは？
と思う今日この頃です。

とは言うものの、実際に小中学校の給食風景や課外活動などの現状を知れる環境にはいないのでイメージだけで物は言えないのですが、、、
しかし先日の幼稚園の入園式では甥っ子含めみんな、マスク着用が義務でした。

まだ給食中は黙食、
コロナのせいで学校行事やスポーツの大会が中止など、未だに起きてるんですかね？
ここは情報知りたいです。

はい、いきなりすみません。
今日は日本農業新聞からの気になる記事の抜粋です。

今日4/29（金）の日本農業新聞に
「平飼い卵に認証制度」
という気になる記事がありました。

簡単に言うと、平飼いで生まれた卵というのを保証し、消費者が卵を選ぶ時にわかりやすくなると言う事ですね。

これは主に

AW（アニマルウェルフェア=動物愛護）

に基づいた考え方で、ケージ飼い、もとい動物に自由が無い環境じゃイカンでしょ、
と思う生産者がリスクと経費をかけた結果値上がりせざるを得ない商品を、
これまで通りに生産された商品と差別化するために必須な認証がやっと運用されるという、嬉しいニュースなんです。

今回は養鶏業界の話題でしたが、養豚業界にもAWの風は確実に吹き込んでいます。
母豚のストールや、子豚の去勢、などなど。
なので豚房におもちゃを設置してみたり、走り回れる環境で育てるようにしてみたり。
まだまだやれていない事だらけですが、どうすれば豚さん達が快適に過ごせるものか、、、
私たち自身も手探りと葛藤の日々です。

AW問題は昔からあったものの、ここ数年で急激に表面化していますが、
逆に数年前まではタブーの風潮すらありました。
2018〜19年の吉川元農水相の一件はまだ記憶に新しいですね。
AWを若者の価値観とは言いませんが、やはり自分の腕一つで走り続けてきたその世代には中々難しい考え方のようです。

それも確かに、AWに取り組むと言うのは生産者からするとリスクも手間も経費もとんでもない事なんです。

それでも取り組む意味があるから取り組む。
その結果その生産物が割高になってしまっても、それを理解して買ってくれる消費者が増えれば、それは商売として継続していけるわけです。

そしてその為の認証です。
信用できる認証があればAWに取り組む業界の水準が保たれますし、消費者もその認証があれば、よりその商品の情報を得る事もできるのです。

今日はお堅い話になってしまいました。

このテーマに関してはまだまだ話し足りない事があるのですが、長くなりそうなのでまたいつか言及させていただきます。

最後に。

これは常々言っているのですが、
アニマルウェルフェアと言うのは選択肢だと思います。
無農薬も選択肢、非遺伝子組み換えも選択肢。
値引きされた曲がったニンジンだって選択肢です。
選ぶのは消費者なんだから、
そんな産業があってもいいじゃない。

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「豚屋さん家の備忘録」vol.16
三郷原牧場の大型連休の話

こんにちは、
ここ庄内平野も桜が満開になり、各地で出店が立ち並び、夜桜のライトアップが行われております、春ですねぇ。
まぁお花見こそまだ行ってないものの、先日スーパーに行った時、
陳列された立派なアスパラを見つけた時は春を感じましたね〜。
4束買いました。

さて今週も金曜日になり来週1週間頑張れば、世の中はGWですね。
今年は人によっては最大10連休とかなのかなぁ、、すごい、、、

そんな中三郷原牧場は、やはり農場自体には休みはありません。
しかし、作業はだいぶ楽になるんですねー！

と言うのも、祝日や年末年始は庄内食肉公社（屠畜場）が休みになる為、出荷が無くなります。

出荷がないと言う事は、
豚の選別、積み込み、運搬がない。
という事は、豚房（豚のいる部屋）が空かない為、豚房洗浄がない。
という事は、豚の移動もない。

とまぁ、こんな感じに出荷がらみの結構な仕事が無くなるので、だいぶ気が楽になります。
あとは朝夕のエサと掃除、各々溜まっている仕事や、交配や分娩介助など、日々の仕事の人員がいれば農場は回ると言うことになります。

ということで従業員さん達で休みを調節し合い、各々が連休や3連休を取れる仕組みになっているんですね。

私ごとですが、以前1年間スイスに研修に行っていた事がありました。

スイスでの農場では、社長が1週間の長期休暇を取得するんですね！！
それでも他業種の休暇よりは短いくらい。
普通の職の人達はだいたい2週間くらいだと言ってましたね、それも年2回！

ちなみに私は10日間貰いました！
素晴らしい！！

その間の農場は研修生の私や、従業員さんで回してましたが、それで回せるというのもすごいし、何よりちゃんと

『社長が下に任せられる』

と言うのが素晴らしいですね。

2週間の長期休暇。
憧れますね〜。

豚舎経営の重要なポイントは、
豚の事と同じくらい
従業員さんやその家族の事まで考えた時、
連休の取得のしやすさは必須だと思います。

憧れるだけじゃなく、そこを目標にしていきたい所ですね。

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「豚屋さん家の備忘録」vol.15
豚舎の設備の話

今週の前半はまさに春でした。
桜も一気に開花し、もう少しで満開かなぁと思っていた矢先、昨日の強風で結構散っちゃったみたいです。
やはり桜は儚い、、、。
週末晴れたら、生き残っている桜を探す旅に出たいなぁ、、、。

さて、季節の変わり目は天気もコロコロ変わるように、気温の寒暖差も凄いですよね。

かく言う私も、
ヒートテックはもういいかな
と思ったのも束の間、昨日今日はまたヒートテックに逆戻りです。

そして当然豚さん達も、
あんまり激しい気温の変化には
調子を崩してしまいます。

それは生き物皆一緒ですよね。

そして1番影響を受けやすいのは、
子豚です。

特に生まれたばかりの分娩舎の子豚と、
離乳して母豚と離れた後の離乳舎の子豚は、
特に寒さには気を使います。

その為、三郷原牧場の分娩舎と離乳舎には
子豚用の床暖房が設置してあります。

この写真の赤く四角い床のところが床暖房です。

この赤い床同士は全てパイプで繋がっており、そこを温水が流れ室内と子豚さん達を温めてくれています。

この床暖房のいいところは、

・豚舎内で火を使わない
・豚舎内の湿度を下げない
・室温全体を過剰に温め過ぎないので、
　母豚にとっての快適な温度を維持できる
・子豚も寒い時と暑い時で乗ったり
　乗らなかったりする事で調節できる
などなど、、、

人にとっても快適な床暖房は、
豚さん達にとっても快適で便利です。

豚舎にとって1番の敵は「火事」だと思います。
生き物を扱う仕事上、冬場の寒さ対策は必須なのですが、
火を使うと言う事は必ず火事の可能性を持つ事にもなります。
そのため、1%でも確率を下げる為の床暖房はやはり必須です。

そして舎内が温まり過ぎないのもいいですね。
母豚と子豚では快適な温度が違います。
そして、子豚達も元気な子たちと少し調子を崩している子たちとではやはり、快適な温度が違います。
なので、寒かったらあったまりに行けて、暑かったら涼みに行ける環境が大事なんですね。

豚さん達を育てる仕事である以上、
豚さん達のご飯は人も食えるご飯だし、水も人が飲める水、そしてその環境は人も住める環境と言うのを私たちは心掛けています。

今は豚熱などの伝染病や寒さ対策など、色々な条件の中の模索になってしまっていますが、
目指す方向はまさに、

人でさえ暮らしたい豚舎ですね。

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