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今年の冬は大雪かと言われていますが、どうなることやら。
毎年、この季節は強風による古い畜舎の破損や凍結による水道管の破裂など思いもよらぬ事故がありますが、事前準備をしっかりした上で最小限の被害で済ませたいところです。
三郷原牧場では、生き物を育てていますので毎日誰かが農場に出勤し対応をしています。給餌や豚の移動(離乳)、移動後の洗浄と消毒などは基本的に年末年始も変わらずです。ただ、出荷等外部機関はお休みなのでその分の仕事は減ります。
従業員それぞれに予定がありますので、担当者同士で話し合ってサポートしあって対応します。
その予定が年末年始でなくても大丈夫だという場合は日程をずらしてもらうこともあります。自分が休めるのは、代わりの仲間がその仕事を請負ってくれているからだと思うと、有難いなぁと思いますね。
年末年始限らずですが、私個人としてはこの業界の良いところだと思っていて、平日の人の動きが活発でないときに休むことができます。私は人混みが苦手なので、子どもとの動物園や水族館は平日ねらいで訪問し、ゆっくりのんびり見て回ることもしばしばです。
さて、今年も一年大変お世話になりました。皆さんにとってどんな一年でしたでしょうか。
私にとっては、忙しくあっという間に過ぎていったという印象です。
会社にしてみても今年1年は大変忙しい年だったと思います。そして、その忙しい日々の中で多くの方々に助けていただきました。
忙しかった一番の理由が疾病への対応ですが、疾病対策として畜舎の建設、担当の配置替え、日々のルーティンワークの組み直しも行いました。勝手が違い、手間が掛かる仕事に対し、現状を理解し対応してくれた従業員には感謝です。ありがとうございました。
約1年かけてなんとか豚の状態があがってきたように感じます。健康でわんぱくな豚をたくさん育て、出荷することが三郷原牧場の基盤ですので、結果が出るまで引き続き推し進めていきたいと思っています。
また、獣医の先生、餌メーカーさんには従業員のベースアップを目的とした、社内勉強会を開催していただきました。勉強会後の質疑応答も飛び交い、その知識を現場に持ち込んで、自分で考え理解を深める場面もあったようです。
今年は他にも、マルシェへの参加(3回目)、腐植土の販売事業(fuka)をスタートするなど、養豚事業から派生したことにもチャレンジしました。マルシェについては弊社の原料を使った加工品を採用いただきコラボ商品としてホットドッグを販売していただきました。
fukaについては、もっと認知度を上げるべく宣伝していかないといけませんね。現在は腐植土仕込みをしているところです。堆肥の温度も最高で80度を越えてくることもあります。
先日、エサタンクのフタが開いていると隣の農家さんより連絡をいただきました。
その日は強い風が吹いておりそれが原因で開いてしまったようです。気づかずそのままの状態で、雨なんか降ってしまえば餌は駄目になります。例え小さいことであれ、周りの人の助けや助言、アドバイスには助けられますし、何に対しても1人で成し遂げることはとても困難だと実感します。
来年も三郷原牧場で働く皆んな一丸となって、より良い会社にしていければと思っております。
今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。